2025/04/11 20:28

こんにちは、百笑農房です!

種まきしてから無事に発芽し、それから1か月以上が過ぎ、
本葉が1枚、2枚・・・順調に少しずつ大きくなっています🌱
あれだけひょろひょろだった子たちは少しずつ茎も葉っぱもしっかりしてきました。
何だか天に向かって羽ばたいているようで元気もらえます。
そして、見えますか?種の殻がついてる子も!
これを見ると、一番最初からもうこれだけ大きくなったのが分かりますね🌱


1㎜の種がこうして少しずつ大きくなり、収穫期には2mを超えるなんて、
本当に不思議ですし、毎年同じように命ってすごいなぁと感じています。
与えられた環境であるがまま生きる。人間は見習わないといけないですよね。
そんな姿に毎年じぃんとさせられながら、これからもこの子たちがすくすく成長するお手伝いをして、
たくさんの方々に「笑顔・感動・驚き」をお届けすることが百笑農房の役目。
今年も色々なことが起こるでしょうが、そんな気持ちを常に心に留めてやっていきます。

本葉が出て来て少しずつ大きくなり、今のセルトレーが狭くなって来たので、
次はもう少し大きなポットにお引越し。これを「鉢上げ」と言います。
たくさんの苗が育つ小さなトレーでは、土も水分も少ないため、
大きなポットに移し替えることによって根をしっかり張らせ、
畑に定植しても元気で育つようにするためでもあります。

プラグトレーから伸びた根っこ

鉢上げをしないまま地上部が生長すると、風などで倒れやすいだけでなく、
地上部の生育に必要なだけの根の伸びる余地がなくなり、
根腐れを起こして弱ったり生長が止まったりします。
このようなことからほおずき自身を守るために鉢上げはとても大切な作業なのです。

葉っぱが小さくても根っこはしっかり伸びていて、
ぶちっと切れてしまわないよう、細心の注意をしてそぉ~っと取り出し、
だいぶ大きいポリポットにお引越し。
1苗ずつ、根っこがぶちっと切れてしまわないよう、 細心の注意をしてそぉ~っと取り出し、3日かけて無事鉢上げが終わりました。



何だか一気に広くなり、ほおずきたちは広い場所にうれしそうな、
でもちょっとどきどきしているような、でも何となく気持ちよさそうですよね!

今までのハウスでは場所が足りなくなったので、
これからは温度管理がない、もう少し広い育苗ハウスに引っ越ししました。 信州望月は長野県の他の地域よりも朝晩は冷え込み、 まだまだ霜が降りるくらい寒い地域です。 このままでは寒さにやられてしまうので、カバーをして寒さからしっかり守ります。

今までのように温度管理はなくなり、「食べる宝石」ほおずきには早速大きな試練になりますが、
少しずつ畑に近い環境にして慣れてもらいます。
これから5月後半の定植までは引き続き水や温度管理をしっかりして見守るよ。 すくすく大きくなぁれ!