2025/10/16 20:17
こんにちは、百笑農房です!
10月に入り、信州望月の畑は朝晩の冷え込みがぐっと増してきました。
昼夜の気温差が10℃を超えるこの時期、ほおずきの色付きはじっくりゆっくり進みます。
「食べる宝石」のシーズンもいよいよ折り返しに入りました。
昼夜の気温差が10℃を超えるこの時期、ほおずきの色付きはじっくりゆっくり進みます。
「食べる宝石」のシーズンもいよいよ折り返しに入りました。

やはり「食べる宝石」ほおずきは2mを超えて、森のようなほおずき畑に。
昨年は夏の暑さで虫食害や、ほおずきが自分の身を守るため、自ら花を落としてしまい、
収量が全く伸びず、収穫を9月いっぱいで終えざるを得ませんでしたが、
今年は少ないながら、10月に入っても実が色付き、日々の収穫に喜びを感じています。
(本来ですと、10月いっぱいくらい、霜が降りるくらいまではたくさん採れていましたのですが)
(本来ですと、10月いっぱいくらい、霜が降りるくらいまではたくさん採れていましたのですが)
◆ 新たな挑戦 ―「1粒ずつ選別」という手仕事
昨年途中から、新たに取り組んでいるのが「1粒ずつ選別」の工程です。
今までは出荷用と加工用を大まかに分けるだけでしたが、
見た目には美しいほおずきでも、ガクの中には小さな虫が潜んでいることがあります。
一番の敵は「オオタバコガ幼虫」。
ナス科や色々や野菜を食べる、農家にとってはかなり厄介な存在です。
収穫後、追熟の段階で虫が他のほおずきに移ってしまうと、
せっかくの“べっぴんさん”が食べられてしまう・・・。
そんな悔しく、やるせない経験を経て、今年はチーム百笑農房の仲間と共に、
収穫後に一粒一粒ガクを開き、丁寧に確認する工程を加えました。

それは本当に根気のいる作業ですが、
「一つでも多くの「食べる宝石」を、たくさんの方々に出来る限りお届けしたい」
その想いがあるからこそ、欠かせない手間になっています。

◆ 支えてくださる皆さまへ
このような挑戦を続けられるのは、ご注文くださる皆さま、応援してくださる皆さまのおかげです。
うれしいご感想や、「楽しみにしていました!」「そうそう、この香り」
の声に、何度も力をもらっています。
1粒1粒、手作業でガクを開け、中の状態を根気強く確認しています。
小さな傷や傷みなどもしっかりチェックしています。

検品し終えた「食べる宝石」ほおずきたち。
昼夜の気温差が10℃以上にもなる望月の地。
人間にはなかなか酷ですが、野菜や果物にとって、
この気温差が野菜本来の味をぐっと濃く、美味しくしてくれる要因の1つなんです。

今年の厳しい暑さ、雨が降らない環境でも、
この10月まで頑張り、色付いてくれた「食べる宝石」ほおずき。
9月末~10月上中旬がまさに「旬のさかり」です。
「食べる宝石」ほおずきは下記のオンラインショップURLからご注文いただけます。
☟ ☟ ☟ ☟ ☟
●「食べる宝石」ほおずき500g
●「食べる宝石」ほおずき 50g(4~8粒)/パック ×4パックセット
この短い季節の「食べる宝石」を、ぜひ味わってみませんか。